第3回STEM授業の実施報告
第3回目のSTEM授業を、FABLAB浜松設置準備委員会として実施しました。 この事業はアメリカで注目されている「STEM教育」というプログラムを浜松の小学校で実施、普及するというものです。 次世代のイノベータの輩出を目的に、S「Sience」、T「Technology」、E「Engineering」、M「Mathematic」の4要素を横断的に学んでもらおうというものです。 今回の実施は静岡県浜松市にある浜松市立西都台小学校で行いました。先生方のご協力を得て4,5,6年生20名からなる「PCクラブ」で実施させて頂きました。 (*参考:1回目2Dデータを作成してカッティングプロッタでものづくり、2回目3Dプリンタを使ったものづくり) 授業では、世界的にプログラミングの入門教材として使われている「Scratch」を利用しました。 授業の進行は、Scratchを使った何種類かのデモを見てもらい、簡単な操作説明をした後に課題に取り組んでもらいました。 その後、西都台小学校をテーマにして音、光、動きに連動するインタラクティブアニメーションを各自の発想で作成しました。 授業の最後には、完成したアニメーションを電子黒板に表示してみんなで観賞しました。 短時間ではありましたが、実に様々なアニメーションが製作されました。 今回は講師の育成も兼ねた事業であるため、生徒2名に対して1名のアドバイザーがついて授業を進行しましたが、これを展開していくためには講師1名でも進められるような進行を考える必要があると強く感じました。 1年間を通しておこなってきたSTEM教育の浜松での実施ですが、引き続き来年度も継続して行きたいと考えております。 1年間様々なご協力頂いた西都台小学校の先生方、パソコンクラブの皆さん、そして講師の皆様。 本当にありがとうございました。